昨日は建築知識の連載「家具設計の作法」の取材。
今回は針葉樹の椅子、広葉樹の椅子・・・と言うことで
素材の違いによる椅子作りのお話をお伺いしました。
写真は小田原健さんが手がけた杉の椅子。
その横は取材のメモ書き・・・3〜4ページで1号分です(笑)。
針葉樹の椅子では「ほぞ」を工夫する。
下の小田原さん直筆のメモのように「2枚ほぞ」にすること、
こね(小根)・・・ほぞとほぞの間の3ミリくらいの山・・・
で接着力、曲げへの耐力を高める・・・など、今回もいろいろと教えていただきました。
接着剤としてよく使われていたニカワが
動物の骨を煮込んで作られていることや使い方の加減の難しさなど、
話だけでは理解できないのですが、奥深い話をたくさんいただきました。
この話は来年の号でまとめさせていただきます。
この連載の中で、オリジナルの針葉樹の椅子を作ってみようという企画が
浮上してきました・・・生徒である僕の中間試験のようなものです(笑)。
是非、自分の設計した空間の中に似合うようなものをやってみたいですね。