リビングの上部には畳1帖分の吹き抜けがあります。
ダイニングの窓からは夏に直射が厳しいので簾戸を用意してあります。
ちょっと暗くなるので、吹き抜けの上部から光を取り入れようというわけです。
ロフトは衣装部屋兼ベットルーム、屋根の断熱(ジオパネル)がいいので過ごし易い。
2階の天井の表面温度とロフトの天井では1℃〜1.5℃しか変わりませんでした。
吹き抜けは空気と熱と風の動きをコントロールするためにも活躍します。
吹き抜けを伝って上がった熱や空気は軸流ファンで回収され、
床下に送り込まれ、循環するようにもできます。
簡単な装置ですが、季節や天気に応じて使うと快適でしょう。
設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:田中工務店(監督 伊藤慶夫)