東京町家・北葛西の家03 街への応答
なにしろ、敷地の奥行きが3、5メートルほどですから
物理的な「街との距離」はとりようがありません。
公園へ出入りする人々の目線の高さを避けて開講を設けたり、
黒竹の薄いスクリーンでバッファーをつくり、
2階のリビングの窓には簾戸をたてて、
プライバシ−を守りながら夏の直射を防ぎ、通風を確保しています。

入り口には和紙調の合わせガラスを入れたガラス戸と網戸の引き込み戸で、
街を拒否しない出入り口となっています。
北側(公園側)には大きな濡れ縁があり、廻り込める・・・。

狭小住宅は街に対してどう応答するかが重要だと思います。
閉じこもりがちな佇まいになると「都市のバラック」になりかねないと考えています。
狭小住宅ほど「街との応答の仕方」が重要なテーマとなるのでは?。


設計:伊礼智設計室(伊礼智 島華子)
施工:田中工務店(監督 伊藤慶夫)

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by satoshi_irei | 2005-08-01 11:52 | ・住まい・建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by manabu_kato at 2005-08-01 12:17
とても丹精された家。庇がステキです。オープンハウス行きたかった!残念です。
Commented by satoshi_irei at 2005-08-01 13:23
まなぶさん,
庇は昔ながらの板庇です。それもラワン(笑)。


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