24、25日は下関でワークショップ。
安成工務店のエコタウン構想に向けて、全体構想、モデルハウスのあり方、
プロジェクトのスケジュール、ワークショップとの連動、なおかつ、設計部との連動など
大きなプロジェクトは段取りとチームワークが命です。
これからが大変。
今回のワークショップは環境共生住宅云々以前に、家づくりとして「心地よい場所」を考える事です。
心地よいとは何か?どんな所を心地よいと感じるか?のおさらいをしてみました。
心地よい、気持ちよいというのは抽象的で、
ちょっと前までの建築家は相手にしない世界でしたが(笑)、
実は、かなり具体的な事に起因しているのです・・・当然ですよね。
こちらが用意した質問は
Q1、今、住んでいる家で心地よいと感じる場所はどこですか、どんなときですか?
Q2、今、住んでいる家で不便に思う事、気に入らない所はどこですか?
Q3、これまで体験した(旅行など)心地よい場所はどんな所ですか?
以上の3つの質問に答えていただき、
ポストイットで分類しながらお互いの感じ方を確認していきました。
心地よいと感じる事には場所、自然(風,日当たり、湿度など)がいちばん関連していました(予想通り)。
行為や年齢によるもの、感触など多方面に渡る事が分かりました。
もちろん、言い出しっぺとして、自分が心地よいと思う事も発表させていただきましたし、
それをもとにどんな仕事をしてきたか・・・もスライドで見ていただきました。
お互いが、共感できる価値観を拾い上げ、次のステップを踏んで
長丁場のワークショッップから確かな物をつかめればいいと思います。 伊礼智