布田の家7  通り土間の効用
布田の家は週末2世帯であり、毎日2世帯住宅のようなものでもある(笑)。
ご主人のご両親は週末、、、奥さんのお父さんはほぼ毎日、訪ねて来ると言うわけ。

その他にもご近所やお友達が訪ねてくることが多いお宅らしい。
そんな関係をうまく取り持ったり、
距離をとったりするのに有効ではないかと導入したのが「通り土間」。

少し大きな家の場合、どうしても設計が凡庸で大味になりがちだ。
大きな家より、小さな家が魅力的に見えるのはそんなところなのだ。

ここでは、大きな空間や小さな空間、あるいは中くらいの空間、
四角い空間や細長い空間、、、天井の低い空間や吹き抜けた空間など、
いろいろなボリュームの空間を関係させて組み立ててみた。
そんな多様な空間の中に「通り土間」が生活のアクティビティを持たらしている。
布田の家はそんなところがうまくいったように思う。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 松長浩子)

*壁、薩摩中霧島壁(火山灰)はけ引き仕上げ
*床、窯変瓦タイル

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by satoshi_irei | 2005-04-27 16:13 | ・住まい・建築


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