ジャパンホームショー、無事終了しました。
まずはエクスナレッジ主催の「日本エコハウス大賞」の審査(審査員)、
性能とデザインの両立が可能なのか?(これはまだ見ぬ世界なのです)
より進化した日本の住宅を見いだそうというコンペです。
今回の大賞は秋田の「もるくす」・・・31歳の新鋭!!
性能と意匠を格闘し、納得するレベルでまとめたと思います。
審査員(西方さん、前さん、松尾さん、伊礼)の全員一致!!おめでとう。
その後、建築知識実務セミナーで講演、開演前から行列ができました。申し込み者200人、
立ち見がでる盛況でほっとしました。
いつもの話なのに、ビックサイトの騒音のせいか?
出だしがうまく話せず、後半やっと盛り返した感じで、
いらしていただいた方々にご迷惑をお掛けいたしました。
その後は新建新聞社+「大工の手」のブースへ。
三浦祐成+小泉誠+松村秀一+伊礼智の座談会。
松村さんのジャン・プルーベの話をもとに、「大工の手」の活動の意味を深める。
僕は「住宅」に関わる仕事であるという事がとても重要ではないか?と思います。
小さな仕事だけど、建築の全てがあり、直接クライアントと打合せ、
工務店や職人と、顔が分かる相手と、ものつくりを分かち合えることがいいのだと思う。
住まい手に寄り添い、隅から隅まで、生活のためのものつくりに関われる・・・
それが住宅だと思います。
ものを作っているほこりと楽しさと自由がある、
大手に勤めているような高収入、安定は無くても・・・。
これがこの仕事をしようと学生の頃に決断した理由です。
住宅をやっていきたいといったら、「志が低い」といわれた事も確か(笑)。
住宅という、住まい手の日常へコミットし続ける事が大事なのだということが
我々全員の意見・・・「大工の手」(職人の手)はそれに繋がるのだと思います。
最後は「わざわ座」の展示、小泉誠の展示デザイン・・・お疲れさまでした。
僕の設計の標準化について、三浦さんが松村さんへ意見を振った。
ものつくりとして当たり前で、それに反対する人は相手にするな!・・・というお言葉、笑。
お墨付きを頂きました。
他の分野では当たり前の事ですが、建築家の世界はいまだに、
ものつくりへの責任と社会性が足りないように思います。
作家が確かな仕事をするための手法であり、
今でいう、五郎丸のルーチンです、笑。
(有)伊礼智設計室
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