小平の家  空間のボリュームについて 2
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*「開口部の絞り」の大事さ。

壁を白くしたときに、特に気づくことは開口部を絞ることである。
窓と壁のバランスが心地よさの大きな鍵であると思う。

一般には、窓が大きくてたくさんある方が、明るくて気持ちいいと思われている節がある、
明るいことは間違いないが、必ずしも心地よいとは言えない。

どちらかと言えば、窓の数を減らして、最小限の窓で必要な通風を確保し、開くべきところには思い切って大きな開口で開く、、、その方が安心感を持って開かれている感じを作りやすいと思う。
頼りになる壁、包み込むような壁、絵も何も掛けない、ただの壁があることでしっくりくるような空間ができる。

写真を撮っていて、感じることは
光の具合で空間は大きく左右され、それが心地よさに影響している。
見えないことも大事なのだが、
見えることもやっぱり大事だということを写真を撮っていると感じてしまう。

見えるもの、、、とくに「光」。
建築家にとって、
空間のボリュームと光の具合(バランス)の感覚が優れていることも大事なのだが
すごく難しい、、、なかなかうまくできないのが歯がゆい。

設計:伊礼智設計室(伊礼智 森泉綾)
施工:相羽建設(監督 相田隆行)
by satoshi_irei | 2005-02-28 21:18 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from OMソーラーの家「東京町家」 at 2005-02-28 21:31
タイトル : 小平の家:住まい手の目が住宅を磨く
今日もとうとう太陽が顔を出す事も無く、空をどぶねずみ色の雲が厚く覆い、寒い一日でした。 こんな中を、大勢の方が見学に見え、大盛況でした。本当にありがたいことです。本日の特徴としては、日曜日の為、大勢の設計事務所に勤める若い建築家の卵が、カメラとスケッチブックとコンベックスを持って、細かく見ていたこと。彼らには、良い建物をしっかりと見て、将来の夢をかなえるために、勉強に励んでいただきたい。「東京町家」の考え方を理解して頂き、共感を持って仕事に活かしていただければ、きっと日本の住宅シーンも明るいもの...... more
Commented by tokyomachiya at 2005-02-28 21:37
人間は、壁を背負って目の前が開けている時に、一番安心感を覚え心地よいと聞いた事があります。だから戦国の武将は、築城に当たり山を背負い、眼前が海や平野で見通しが聞く場所を選ぶ。
あまり開口を開けると、壁が持つ存在感が失われてしまう。
「包んで開いて」快適空間の原則。
Commented by satoshi_irei at 2005-02-28 22:00
沖縄の「クサテ」の思想も一緒です。
*「オキナワの家」参照
子供が親にダッッコされている形が最も安心感のある落ち着く状態であるということ、、、これが「クサテ」という形です。住まいはそのように
先祖や親や家族の愛情に包まれていたい、、、、それは建築で言うと壁が大きな役割を担います。


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