昨日は長野に行って来ました。
午前中、家庭用の近藤鉄工さんの試作品を見せていただきました。
近藤さんはすでに、自前でファンヒータタイプの2号機を、
去年リリースしているので、技術的には安心・・・
今回はいろいろと工夫を重ね、音の静かな、輻射熱も期待できるモノに仕上げてきました。
ファンヒーター型としてはかなり水準の高い物だと思います。
デザインの水準を上げるためにディテールの詰めがたくさんあるのですが、
まずはひと安心といったところです。
右が近藤鉄工タイプの炎・・・ファンの風量を調整してゆらゆらする炎も可能なように思いました。
午後からは施設用のヨウホクさんにお伺いしました。
まだ、燃やせないと聞いていたのですが、がんばっていただいて、ちゃんと燃えていました。
14000キロカロリーのストーブはファンの風向の改善もうまくいき、
ストーブ下面に用意した加湿パンへも温風が廻るようになりました。
さすが、14000キロカロリー。
(左の写真14000キロカロリーの炎です)
今回、薄い鉄板でボディを作るのですがその納まりが大きな課題として残りました。
施設用なので仕方がないのですが、もう少し薄型のボディにして、小さく見せたいこと、
オプションの煙道採熱との相性の詰めなど、これからがんばらなければなりません。
時間の限り手を入れて。完成度を少しでも高くしたいと思っていますが、
結構、大変・・・しかし、取り合えずはひと安心。 伊礼智