住宅作家はいなくなるのか?
静岡の住宅会社「富士ハウス」の倒産の話題があちこちから聞こえてくる。

たぶん、一般の設計事務所、建築家は知らない、
おそらく、関係のないことだと思っているのかもしれない。

638億円の負債、1800棟もの住宅が宙に浮いた状態での倒産・・・らしい。
姉歯事件に匹敵するほど、家づくりのプロたちの信頼を失墜させる事件。

それほど、信頼できる工務店に施工を頼むということが大事なのだ。
数年前から僕の周りの工務店は「完成保証制度」に加入している工務店がほとんど・・・
うちの事務所としては今までやってきたことをやるだけなのだが、
この事件は設計事務所にも大きな影響を与えると思う。

社会(国家・国民)は住宅のつくり手に
「保証」(責任ある仕事)を強く求めてくる。

チカラある工務店はすでに対応できている・・・
設計事務所は今のままでいいのか?
ここ数年の建築業界のルールの改正は
建築家にも責任の取り方を示せといっているのだと思う。

そんなことを住宅建築4月号の座談会(趙海彦・迎川利夫・伊礼智)
で話をした・・・それぞれの責任の取り方、責任のとれる仕事の内容・活動を
判断される数年だと思います。

工務店は1/2、住宅設計事務所は1/7に減る・・・
そんな話が、確からしく思える世の中の動きになってきた。

富士ハウス倒産
by satoshi_irei | 2009-02-21 21:00 | ・住まい・建築 | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from OMソーラーの家「Aib.. at 2009-02-22 13:19
タイトル : 工務店倒産の被害者にならないために
本日は九段会館でOM株式会社及びOM共済会の臨時経営者会議が行われた。 この中で、弁護士の秋野さんから富士ハウス倒産についての分析があった。 契約してお金を払って未着工の分だけでも約1200棟あると言うから驚き。 工事中の分も千数百棟あると言う。 まだ家が着工していないのに7割ものお金を支払ってしまっているらしく、被害を大きくしている。 他の工務店に引き継いでいただくにも、又100%の資金を調達しないとならないから難しい。 秋野さんから、こんな被害者にならないためにアドバイスがあったの...... more
Commented by tokyomachiya at 2009-02-22 13:19
設計者の責任。

1つは業者選びに関わる事ですね。
相見積をしている設計者は、その見積金額だけではなく会社の信用調査までをもする義務が生じてくるように思います。
信用調査が出来る設計事務所は、住宅を中心に行っている小規模事務所にはほとんどありません。

きちんと自分たちのデザインを担保する為には、設計事務所の責任も明確にする必要があります。
例えば木建てを使っている設計者は、木建てのディテールを持っていますよね。しかも木建てに馴れた施工者に発注します。木建てを扱ったことがない設計者と施工者の組み合わせになった場合、そのリスクは誰が取るのでしょう。
Commented by satoshi_irei at 2009-02-22 17:31
迎川さん
信頼できるチームで住宅を創ることが一番ですね。
眼が届くチームで・・・。
Commented by 富士ハウス被害者 at 2009-03-22 14:29 x
姉歯事件に匹敵する程の事件に巻き込まれたために、工事再開費用として1千万円以上の資金が必要な状況となってしまいました。
Commented by satoshi_irei at 2009-04-18 17:14
富士ハウス被害者 さん
大変な事件ですよね。
浜松駅前の富士ハウスの看板を先日みました。


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